鞄に入れたい次の本

読書が好きな大学生の備忘録。週に二、三回更新できれば御の字。今の自分に追いつくまでは読んだ時系列めちゃくちゃです。

本の読み方(学術・ビジネス)

 こんばんは、GWも終わりが見えてきてしまいましたね。とはいっても緊急事態宣言の延長もあるのでいまだに在宅メインの人は多いと思います。まだまだ本が読めるぞ!と思ってしまうのは僕だけでしょうか。(多分そう)

 

 という訳で、「時間もあるし流石に本を読もうかな」という方に向けての記事を綴ろうかなと。まずは二日に渡って僕のお勧めの本の読み方を綴っていきたいと思います。まずは「学術・ビジネス系」そして明日は「小説」の読み方です。決して本のネタが切れた訳でも、いちいち長い記事を書くことが面倒臭い訳ではないので悪しからず。

 

以下からはそれっぽく、順を追って綴っていきたいと思います。

 

読む目的を考える

 このような本を読む際、理由は大きく分けて二つあると思っています。「調べ物として読む時」と「教養の為の読み物として楽しむ時」です。そしてその目的によって適した読み方や本も異なってくるので、まずは自分の心に「何故この本を読むのか」というのを聞いてみてください。

 

調べ物として読む場合

 前者に関しては、よく言われる事だとは思いますが、目次をみた上で自分が必要でありそうなところをピックアップという読み方で構わないと思います。

 ただし一点だけ注意して欲しいのは、その本の筆者が本全部を読む事を想定してかいている場合は部分的な内容では理解できない場合が多いので気をつけて欲しいです。これは表紙や裏表紙にかいている文言ではわからないので.....

 書店で探す際には、冒頭の目次で内容を判断し、より深い説明を求める場合は本の後ろの索引の有無で判断する事をお勧めします。索引があるということは、その単語や要素があるページにいくとちゃんと事物が掘り下げられて紹介されているはずなので、一つの判断材料になります。逆に無い物はある程度、内容に前後の関連性が付けられている覚悟で読まないといけないと思います。

 

教養のための読み物としての場合

 僕はメインはこっちですね。基本的に学術やビジネスを取り扱う本を読む際には、「一回の読む量を無理のない範囲に制限する」ことと「並行読み」をしながら読んでいます。というのも制限する事で、頭に馴染ませる時間を与えられる。そして先に決めておく事で「今回はこう言った内容の箇所を読むんだ」という戦闘態勢が整えられるからです。また、特にアカデミアよりの本を読む際にですが、必ず同様のテーマを取り扱った作品と「並行読み」をしています。主な理由としては、

 

・大事なポイントは筆者が違えど共通項として出てくる

・一つの視点からの偏った知識にならない

・片方では説明が省かれているところでも、もう片方では丁寧な解説があるかもしれない

 

といった感じです。これは大学受験の時からの癖なのですが、参考書を使って勉強する際も似たような感じで並行していろいろ見てましたね。

 

最後に

 あとは、偉大な某有名文学Youtuberさんも勧めていたようにポストイット貼りながら読んだりです。僕の場合は、大事なところというよりは、見返した時にもう一回自分の思考を働かせられるような箇所に貼ってます。(筆者からの問いかけに考え直したり、何故読んだ時に共感したかを考え直す為にです)

 

 まぁいわゆる”難しい系”の本はこんな感じで読んでいますね。こういった本は小説とは違って、読んだ時に自分が新たな知見を得た喜びと、その得た知見から新たな好奇心を生み出してくれる生の循環の生みの親になってくれます。「普段は小説しか読まんねん」という方も、「全然本なんか読まんで」という方も、学術本やビジネス本を手にとってみてはいかがでしょうか。