鞄に入れたい次の本

読書が好きな大学生の備忘録。週に二、三回更新できれば御の字。今の自分に追いつくまでは読んだ時系列めちゃくちゃです。

趣味としての読書

 唐突ですが、自己紹介の際に趣味が「読書」と言える人は世の中にどれくらいいるのでしょうか。これは先日、自分が就職活動を行う中で「あなたの趣味はなんですか?」と問われ「読書です」といった際に感じたことです。

 

 面接官が「出たよ読書っていうやつ....苦笑」みたいな顔をしたのが不快でしかなかったで、自分の読書量を伝えて黙らせたのですが笑

 

 読書という行為に関しては、言ってしまえば目が見えれば誰でもできる行為だと思います。だからこそ、自信を持って「読書が趣味」という事は一見難しいのではないでしょうか。では何を持って示ばいいのかなとあれこれ考えました。ですが最終的には、「なんでもいいじゃないか」という結論に辿りつきました。(じゃあ書くな)

 

 実際、自分の好きな本を何度も読み返すこと、本の内容を完璧に理解できるようゆっくり読むこと、色んな本を走り読みすること、自分の興味がある本を積んでおく「積読」、これら全てが「読書」であると思っています。極論、別に本が好きかどうかも関係ないとも思っています。読まないといけないから、何かに必要で活字を追いかけることも立派な読書です。大事な事は、継続している事とその行為で自分が満たされているかじゃないでしょうか。それを他人に無理に理解してもらう必要もないし、させる必要もないと思います。

 

 とはいっても就活では具体的に根拠を示さないといけないと思ったことは事実でした。自分はすぐ数字に走る癖があるので、何か数字として明確な根拠を持ちたいなと思い昨年あたりから毎月10冊以上読むことを軽いノルマにしました。勿論、本によっても長さや内容は様々なので、一概に冊数で語る事はできないですし、内容をどれほど深く読み込んだかも冊数では測れないのですが....

 

 つらつらと屁理屈を並べてきましたが、当ブログではこんな自分が少しでも本の魅力を伝え、「趣味は読書です」と言える人を一人でも増やして行けたらいいなと思っています。若輩者ですが、これからもよろしくお願いいたします。